こんにちは!
もしも自分の個人情報や、知られたくないことが
第三者に知られたらみなさんはどう思うでしょうか?
私はとても嫌です。笑
知らない人から後ろ指さされるのは心苦しいですね。
今回の事件は、そういった個人の大事な情報が載っている
ものが流出してしまった、というようなものです。
調べてみましたので、ぜひご覧くださいませ!
壬申戸籍がヤフオクで出品?
事件は、明治時代に身分や犯罪・職業歴を記し壬申戸籍と言われるものが
2019/1/31に「ヤフオク!」に出品され、一週間のオークション期間を経て
90件以上の入札があった中、2019/2/7に約13万円で落札されたというもの。
「ヤフオク!」は時事通信からの連絡を受け、2019/2/8に当該ページの
削除をしたとしている。理由は「不適当な出品と判断した。」と説明している。
落札後であるが、8日に削除されているということは
落札者の手元に渡るのを阻止することができたということでしょうかね。
とりあえず最悪の事態になっていないようですね。
しかし、「ヤフオク!」側も出品されているorする時点で
違反なものであるという判断はできなかったのでしょうか・・・
出品や閲覧がダメな理由は?
壬申戸籍とは
そもそも壬申戸籍とは一体何なんでしょう。
1872年(壬申の年)、前年の太政官布告戸籍法に基づいて作成された、明治政府による最初の全国的戸籍。
それまでの戸籍の代りをなす宗門人別改帳が身分別記載であるのに対し、華族・士族・平民の別なく現実の戸(屋敷)単位に記載するものとされており,
形式的ではあるが身分制を克服している点が画期的である。
ただし一部の戸籍には身分差別的記載があり,それが悪用された事例があるため,1968年以降閲覧は全面的に禁止されている。
出典:百科事典マイペディア
江戸時代までの身分制から、そういった差別をなくす効果があったんですね(一部を除いて)。
しかし1968年以降は閲覧禁止とされています。
一体何があったのでしょうか?
現在の扱い
1968年に、身辺調査のためとして、被差別部落民であるかどうかを判断するために
利用されようとした事件がありました。
こういった事件により、法務局や各市町村で厳重保管されることとなり、
閲覧ができる最も古い戸籍は明治19年のものとなっています。
戸籍に記載されている人物の子孫や、職員すらも閲覧できないようになっている
ほど重要かつ機密性の高い文書になっているのですね。
ツイッターでは
「燃やしてしまえばいいのに!」
といった声も上がっていますね。
たしかに、だれもみないんじゃあ必要ないですし持っていてもリスクなだけのような・・・
過去にも同じ事件が!
実は過去にも「ヤフオク!」に出店されるという事件があったようです!
それは2017/8/24に法務局から、「ヤフオク!」に対して
壬申戸籍の出品があるから削除してほしいというもの。
これに対し「ヤフオク!」は削除は厳しいと、2017/8/25に回答をしている。
しかし、2017/8/26入札期限日、1件の入札もなく迎えたことで誰の手にも渡ることのなかったようです。
意外と最近に事件があったんですね・・・
なんとかその時の反省を生かしてほしかったような気もしますが、
出品数が多すぎてなかなか管理が行き届かないところもあるのでしょうか?
なんだかそれは「ヤフオク!」だけに限らず、いろいろな会社でも
言えそうなことですが、人員不足により、監督しきれない
仕事ってたくさんありますよね。
ぜひとも画期的な対策案を立てて、次はこういった事件が
怒らないようにしていただきたいなというふうに思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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