2019年7月20日にロックバンド「RIZE」「THE BONEZ」でボーカルを務めるジェシー(Jesse)ことマック・ファーデン・ジェシー・ソラトさんが逮捕されました。
前日には長野のロックフェス「焼來肉ロックフェス2019」出演キャンセルになり、その理由を「諸事情」としてファンの中で心配の声が上がっていましたが、不安は的中した形になりました。
バンドマンが大麻所持は珍しくない話ですが、今回はなぜジェシー(Jesse)が大麻を所持・使用したのか、その理由について見ていきたいと思います。
目次
ジェシー(Jesse)が大麻所持で逮捕された事件の概要
警視庁組織犯罪対策5課は19日、大麻を所持していたとして、人気ロックバンド「Dragon Ash」(ドラゴンアッシュ)のメンバー、金子賢輔(33)=京都市下京区=と、世界的ギタリスト「Char」の息子で米国籍のミュージシャン、マクファーデン・ジェシー・ソラト(38)=東京都品川区=の両容疑者を大麻取締法違反容疑で逮捕した。
両容疑者の逮捕容疑は、いずれも19日にそれぞれの自宅で、金子容疑者が若干量、ジェシー容疑者が約4・2グラム所持していたとしている。両容疑者は同日自宅の家宅捜索を受けており、金子容疑者と一緒にいた岡山県の女(25)も同容疑で逮捕された。
捜査関係者によると、金子容疑者は「大麻であることは何となく分かっていたが拾った物です」、ジェシー容疑者は「大麻は私のもの」とそれぞれ供述しているという。2人はロックバンド「RIZE」のメンバーとして活動し、ともに大麻を持っているという情報があり、警視庁が約1カ月前から内偵捜査していた。
引用:excite news
ジェシー(Jesse)が大麻を所持・使用した理由は頚椎症性神経根症?
バンドマンが大麻を使用する理由は、何も知らなければ「娯楽」「快楽」「海外プレイヤーが使用している」といった話だと予想できます。
しかし、今回のジェシー(Jesse)さんに関してはどうやら他に理由がある可能性が浮上しています。
ジェシー(Jesse)は以前に頚椎症性神経根症を発症していた
昨年の2018年8月下旬ごろに、第六頚椎椎間板ヘルニアからくる頚椎症性神経根症を発症し、「THE BONEZ」のライブを3本キャンセルしていました。
頚椎症性神経根症とは?
中年~高齢の人で肩~腕の痛みが生じます。腕や手指のシビレが出ることも多く、痛みは軽いものから耐えられないような痛みまで程度はそれぞれです。
一般に頚椎を後ろへそらせると痛みが強くなりますので、上方を見ることや、うがいをすることが不自由になります。上肢の筋力低下や感覚の障害が生じることも少なくありません。
基本的には自然治癒する疾患です。症状が出ないように頚椎を後方へそらせないようにし、適切な方向への頚椎牽引や症状が強いときには消炎鎮痛薬の投薬などが行われます。治るまでには数か月以上かかることも少なくなく、激痛の時期が終われば気長に治療します。
筋力低下が著しい場合や、強い痛みで仕事や日常生活が障害されている場合は、手術的治療を行う場合もあります。
引用:日本整形外科学会
ライブをキャンセルして治療に専念する期間を設けていたとなると、ジェシーさんは頚椎症性神経根症による痛みがひどかった可能性があり、その痛みを緩和するために大麻を使用していたと予想することができるのです。
大麻には痛みを緩和する作用がある?
大麻の中には「医療大麻」というものが存在し、その効果には痛みを和らげる作用があるとのこと。
医療大麻(いりょうたいま、Medical Cannabis, Medical Marijuana)、時に医療マリファナとは、大麻に含有されるテトラヒドロカンナビノール (THC) やその他のカンナビノイド、あるいは、それらに類似した構造を持つ合成カンナビノイドを利用した生薬療法である。
医療を目的とすることであって、大麻の種類ではない。鎮痛作用、沈静作用、催眠作用、食欲増進作用、抗癌作用、眼圧の緩和、嘔吐の抑制などがあり、身体が産生しているエンドカンナビノイドは全身にわたって作用しているためその作用を代替する大麻の適応症は多岐にわたる。
引用:Wikipedia
病気の痛みに耐えきれず、使用をしてしまったという味方ができそうですよね?
彼はバンドマンですから、大麻を手に入れることも容易そうですし、親もバンドマンでアメリカ人ならば、大麻を勧める可能性は十分にあります。
世間の声
KenKen、Jesse、マジか。
個人的な感想としては、大麻はやってても何も思わない。何がいけないかって日本で大麻をやっちゃったのがいけない。
日本では違法。どうしてもキメたきゃ合法の国に行ってやりゃ良かったんだよ。
ダイブやモッシュと同じ。やったらダメな所じゃやったらダメなんだよ。 pic.twitter.com/L43XQ7AdyX— トンベ@京都大作戦2019余韻浸り中 (@tonbericca_masa) July 19, 2019
KenKenもJESSEもやってそうだけどほんとにやってんじゃねえよと。
— マイケルパパ (@pistolofdij) July 20, 2019
KenKenとJesse逮捕か
大麻やってんのが悪いからなんとも言えんわ— 15@ (@15krps) July 20, 2019
そんなにRIZEって知名度ないかな。JESSEとKenKenってRIZEやんって言ってる人多くない?なに大麻に手を出して逮捕されてんだって話だけど
— うし子 (@matchacha321) July 20, 2019
kenkenとJESSEってやってそうな見た目でやってないのが良かったのになー
— るみおじ 7/27MBみにいく (@dj_rumioji) July 20, 2019
まとめ
今回はミュージシャンのジェシー(Jesse)さんが大麻で逮捕された件について書きました。
この記事のの要約は
・Jesseさんは頚椎症性神経根症を発症していた
・大麻には痛みを緩和させる効果がある
・大麻使用理由は痛みを緩和のため?
といった話でしたね。
世間の意見を見てみても、「やってそうだけどやらないところがよかった」という意見が多く見られました。やはりバンドマンのイメージは「やってそう」だけども、本当にやっているのはファンからも認められないことなのだと思いました(普通に法に反しているからダメなのですが)
この機会に「法を犯す」ことの危うさを学んで頂き、またステージにかえって来てほしいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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